2023共通テスト『数学ⅠA・ⅡB』－過去３年間の傾向の変化と指導法－

過去の出題傾向を見て、来年、更には新課程共通テストの指導に繋げます。
共通テストが始まってから３年が過ぎました。
平均点は「高い→低い→高い」と変化していますが、ただ問題が難しくなったり易しくなったりしているだけなのでしょうか？３年間の設問別の正答率を比較すると、難易度の変化以外に、出題傾向にも変化が見られることがわかります。今年の問題のポイント解説と３年分の設問別正答率を見ながら、３年間の難易度・傾向の変化を追っていきます。
また、受験生が大きく得点率を落としている設問について、その理由と指導法を説明します。必要に応じて過去問も扱い、類題演習に使える問題があれば紹介したいと思います。
令和７年度入試から新課程によるテストが始まります。現段階で発表されている変更点の確認と、新課程共通テストの指導上の注意点にも触れたいと考えています。